まずは、もっとも一般的な絵の買い方になります。
でも、ちょっと敷居が高いかもしれません。
画廊、ギャラリーで絵を買う。
画廊、ギャラリーとは
街で見かける「○○画廊」、「ギャラリー△△」ですね。
二つの言い方がありますが、普通、言い方の違いにこだわる必要はありません。
ただ、美術館とは全く異なります。
美術館は作品を展示するところで、画廊、ギャラリーは基本的に作品の売買をするところです。
一部、貸し画廊のように展示スペースを貸し出すところで、特に作品の売買を目的とせず、絵画サークルなどの作品展示をする場合もあります。
油絵や日本画を買いに行く
画廊やギャラリーは、取り扱い作家、得意ジャンルがあります。
できれば、ホームページなどであらかじめ調べてから、行ってみるのがいいでしょう。
また、展示会を定期的に開催しているところもあります。
お近くの画廊やギャラリーがあれば、ときどき行ってみて作品を観てみるのもおすすめです。
何かあらかじめ欲しい感じの絵があるのであれば、その際に相談してみるのもいいでしょう。
展示している作品だけでなく、店舗の奥からいろいろ出して見せてくれるかもしれません。
作家などが決まっている場合は、その作家の何号の絵をさがしていると伝えれば、時間をかけて用意してくれるかもしれません。
実際の展示スペースにある中で決めるのも難しい場合があるので、よさそうな画廊やギャラリーをみつけて、相談してみるのが一番でしょう。
その際に、どんな題材(風景、花、人物、抽象など)、どんな感じの絵か(色、タッチなど)、絵のサイズ(号数)、予算はどれくらいかをあらかじめ決めて伝えるようにしてください。
カジュアルな感じの絵を買う
リトグラフなどの版画やイラストっぽいカジュアルな作風の作品がほしい場合は、ショッピングモールなどに入っているお店で買うのもいいでしょう。
東京だと東急ハンズなどですかね。
作品がイーゼルに立てかけてあったり、ポスターなども沢山置いてあるようなお店ですね。
こちらは、価格的にもリーズナブルで、明るい感じの作品も多いので、ある中で大体買いたいものが選べるかもしれません。
フレーム額も素材を選んで作ってもらったりできる場合があるので、お部屋や好みに合わせて気軽に購入できます。
百貨店、デパートの展示即売会で買う
これは案外おすすめかもしれません。
デパートの催事場などで開催されるものですね。
これは上記の画廊、ギャラリーが展示スペースを借りて絵を販売するものです。
ですので一箇所でいろんなお店が出店され、ちょっとしたお祭り的な雰囲気で気軽に見て回ることができます。
開放的な明るい雰囲気で、ずらっと絵が並んでいるのでテンションはあがりますね。
実際、展示即売会で売上を作られる画廊、ギャラリーさんも多いので、やはり買われるお客様も多いです。
お近くのデパートでも定期的に開催されていると思うので、気になった場合はチェックしてみてください。
絵や版画を買う際のご注意
美術作品は高価な場合が多いですが、あくまでも無理なく支払いができる範囲でご購入されることを強くおすすめします。
過去に、グラフィカルな絵柄のシルクスクリーンなどの版画作品を、強引に契約させてしまう事例が問題になったことがありました。
道端で勧誘された場合は、念のためご注意下さい。
もちろん普通の画廊やギャラリーでも、ちょっとした案内ぐらいは配る場合もあるとは思いますので、全部がよくないわけではありません。