「カラーハンティング」って知っていますか?
イッセイミヤケのクリエイティブディレクターとしても活躍していた藤原大(ふじわらだい)氏が生み出したといわれるデザイン手法です。
自然の中の動植物などの色、配色を色見本や絵具でサンプリングするものです。
この映像を見たことがあるのですが、デザイナーたちが自然の中で熱帯植物や昆虫の配色をカラーカードを用いて記録していくのです。
今や誰でもパソコンのアプリケーションで自在に色は作り出せます。
しかし、自然の中にある配色や色そのものをあらためて見つめなおしてみると、思いもしなかった美しさを得ることができるでしょう。
今回は、植物園に行きます。
小石川植物園
東京大学大学院理学系研究科附属植物園。
通称、小石川植物園。
山本周五郎『赤ひげ診療譚』の舞台、小石川療養所も、もともとここにありました。
泉鏡花『外科室』の二人が見初めあうツツジの咲く池のほとりも、ここ。
敷地もかなり大きく、日本庭園やレトロな雰囲気の旧東京医学校も園内から見えます。
白山駅の近くには、白山神社もありますので帰りにお参りしていくのもいいですね。
小石川植物園
http://www.bg.s.u-tokyo.ac.jp/koishikawa/交通アクセス
都営地下鉄三田線 白山駅下車 A1出口 徒歩約10分
東京メトロ丸ノ内線 茗荷谷駅下車 出入口1 徒歩約15分
自然教育園
正式には、国立科学博物館附属自然教育園です。
目黒駅から少し歩いたところに、うっそうとした森があります。
夏の緑もいいですし、秋の紅葉もいいです。
すぐ近くには、東京都庭園美術館、松岡美術館などがあります。
附属自然教育園
http://www.ins.kahaku.go.jp/交通アクセス
JR山手線 目黒駅東口より目黒通り徒歩9分
東急目黒線 目黒駅正面口(中央口)より目黒通り徒歩9分
東京メトロ南北線/都営三田線 白金台駅出口1 より目黒通り徒歩7分
神代植物園
三鷹、吉祥寺、調布などの駅からバスに乗って行きます。
神代植物園。
春と秋にバラフェスティバルが開催され、バラ園はとても大きいです。
芝生広場や雑木林、別に水生植物園もあります。
バラ以外でも、梅や桜やツツジなど開花時期にあわせていけば楽しめると思います。
すぐ近くに深大寺があるので、お参りと「深大寺そば」もいかがでしょう?
神代植物園
https://www.tokyo-park.or.jp/park/format/index045.html交通アクセス
<京王線から>
調布駅から小田急バス吉祥寺駅または三鷹駅行き「神代植物公園前」下車、
または京王バス深大寺行き「神代植物公園」下車
京王つつじヶ丘駅から京王バス深大寺行き「神代植物公園」下車
<JR中央線から>
三鷹駅または吉祥寺駅から小田急バス調布駅北口または深大寺行き
「神代植物公園前」下車
※バスの乗車時間は約20分から25分程度