今回は、名古屋の徳川美術館へ行きます。

公開されている国宝源氏物語絵巻を観ます。

1日目は、熱田神宮、名古屋城、徳川園を巡ります。

2日目は、国宝の茶室如庵のある有楽苑、同じく国宝犬山城、そして明治村フランク・ロイド・ライト設計の帝国ホテルを観ます。

おや、雨です。

この雨が降り始める数時間前、東京から旅は始まります。

東京駅 ~前夜~

東京夜行バス

夜の東京駅。

名古屋行きの夜行バスです。

名古屋では朝から動きたかったので、交通手段は夜行バスを選んでみました。

二階建てのバスで、座席は2階、すぐに消灯。

リクライニングして毛布を掛け、出発。

イヤホンで音楽を聴きながら、眠ったり、起きたり。

枕代わりになるものを持っていって良かった。

首を補助する枕は必携ですよ。

さあ、到着です。

熱田神宮

熱田神宮

まだ暗い早朝に名古屋駅に到着。

そのまま、電車に乗り、熱田神宮

早朝のお参り。

神秘的でしょ。

信長塀

桶狭間で戦勝した織田信長が奉納したという信長塀。

ご近所の方などが、散歩しています。

おはようございます

気持ちのよい挨拶を交わして、向かう先には……

熱田神宮

立派な熱田神宮本殿です。

雨で濡れています。

ここには、三種の神器のひとつ、草薙の剣(くさなぎのつるぎ)があるんですよね。

参拝。

早朝の熱田神宮、良かったです。

熱田神宮

電車で名古屋駅に戻ります。

朝食にしましょう。

コメダ珈琲店

コメダ珈琲店

私、入ったことないんですよ。

初コメダです。

オーダーはこちら。

コメダ珈琲 モーニング

名古屋名物のモーニングは、ゆでたまごがついてるのですよね。

メキシカンなカップが、カワイイな。

さて、お次は名古屋駅からバスです。

名古屋城

名古屋城 門

名古屋城に到着。

いざ、入場。

もとい。

いざ、入城!

名古屋城

あの緑青色の屋根が、木々の間から覗きます。

熊本城も敷地が広いですが、ここも大きい。

熊本城
熊本城 名古屋城の築城にも参加した加藤清正の城。

まずは、こちら。

本丸御殿

復元している本丸御殿

雨が強くなってきたので、はやく入りましょう。

名古屋城 本丸御殿 内

豪奢な襖絵。

床脇棚の笹が近景になっていて面白いですね。

平面的で装飾的な画面を構成して、ぐるりと取囲むような空間を表現しています。

さて、行きますよ。

名古屋城

あいにくの天気ですが、金のしゃちほこは輝いています。

最近、名古屋市長が木で造り直す案を出しているそうですね。

中へ。

名古屋城 内

しっかりし過ぎな城ですものね。

名古屋城 天守閣から

天守閣からの眺め。

さて、またバスで移動です。

徳川園

徳川園

徳川園入口です。

まずはお庭を拝見。

徳川園

まだ紅葉の見頃にはちょっと早かったようです。

でも、さすが徳川家、立派な日本庭園です。

徳川園

池も大きい。

さて、お次はついに。

徳川美術館

徳川美術館
徳川園に隣接している徳川美術館

徳川家康はじめ徳川家の遺品を収蔵している美術館です。

調度品などの展示も豪華でした。

そして、こちらが所蔵している国宝『源氏物語絵巻』も今回展示されています。

「全点一挙公開 国宝 源氏物語絵巻」(企画展示)

源氏物語は話の内容が分っていると楽しめます。

「ああ、あのシーンね」みたいな感じで。

最近では、瀬戸内寂聴 訳が人気となりましたね。

私は好きな作家である谷崎潤一郎 訳で。

でも、もっと気軽に読みたい方はこちらもおすすめ。

『あさきゆめみし』 大和和紀

少女漫画なんですが、原作に忠実ですし、明石の方の解釈や描き方などはとてもいいように思います。

さて、今晩は名古屋のホテルに宿泊します。

また、明日。

<次回予告>
明日は、二つの国宝へ。利休十哲として数えられる織田信長の弟の茶室。現存12天守に数えられるとても愛らしいお城。そして、戦国時代から明治時代へタイムスリップ。果たして無事に現代の東京へ戻れるのか!? 乞うご期待。

つづきはこちら